静岡地区から見た3/19東名ハイウェイバスダイヤ改正

来るべきものが来た、と言うのが第一印象でしょうか。

静岡と東京、名古屋を結んでいる「東名ハイウェイバス」のダイヤ改正が3月19日に行われることが、JRバス関東JR東海バスのウェブページで発表されていました。

静岡駅発着の本数で言えば、対東京駅では現状11往復の便が7往復に減便されると同時に、対名古屋駅では現状2往復の便が1往復に減便されます。また、対東京駅の詳細を見ると、急行便が大幅に削減(9往復→4往復)になる一方で、週末等運行便であった「超特急」が2往復の定期化、更に、東名静岡から東名江田までノンストップの「直行便」が1往復新設されます。この辺りは情報のみを淡々とまとめてあるのでこちらをご参照ください。

2015-02-16 - 静岡の高速バス倉庫 Blog Side

今日の夕方に、3/17発の東名高速線の往復割引切符での空席状況を見たところ、3/18発の復路はダイヤを見ることができたものの、3/19発復路だと「運行する便がありません」と出たので、恐らくはダイヤ改正をするな・・・とは思っていたのですが、ここまで急行便が激減していると言うのは全く思いもよらないところでした。

まず、今回のダイヤ改正の静岡地区から見た場合の大きなポイントを挙げれば

・急行便の大幅削減
・「直行」系統の新設

この2点ではないかと思いますが・・・正直「いつかはこうなるだろうなぁ」と言うのがやってきた、と言うのが正直な感想です。

まず、急行便削減の話から。
ダイヤ改正の度に急行便が減っていますが、これは直行需要に関しては「しみずライナー」「渋谷・新宿ライナー静岡号」「駿府ライナー」などのような新規路線が静岡市内発着だけではなく富士市内・沼津市内・三島市内・御殿場地区からも運行されており、それが定着してきたと言う判断があるのではないかと思います。
ただ、完全に急行便を廃止してしまうと一部区間で「通勤・通学」などの日常的に使用している乗客から足を奪ってしまうと言うこともあるので、最低限の本数は残しているのではないかと思います。が、その割には静岡駅発17時台以降の急行便が全く無くなっているって言うのは不思議なところです。

次に、直行便設定の話です。
静岡駅からは「渋谷・新宿ライナー静岡号」「駿府ライナー」が渋谷(池尻大橋も渋谷、って言えば渋谷でしょう)・新宿へ直行していますが、東京駅への直行便設定と言うのは知る限りでは初めての設定のように思えます。
恐らくは、名古屋東京間の「新東名スーパーライナー」の成功に合わせ(こちらは本数が増便されています)、その水平展開を狙ったものではないでしょうか。ただ、既存系統への影響を可能な限り少なくするために静岡駅発9:30、東京駅発17:10とある意味「中途半端」な時間に設定されているのでは無いかと思う所です。本気で走らせるのであれば、静岡駅発を7時〜9時台のいずれか、東京駅発を18〜19時台のいずれかにするのがアリかと思うのです。差し当たっては今回のダイヤ改正で試しに走らせてみて、状況を見ながら超特急便を直行便で置き換える、と言うのは将来的にあるのかもしれません。

また、今回の改正では特急便(東名静岡以西各駅停車便)が浜松駅行の3往復だけになったところや(特急便の名古屋駅行きは廃止)、浜松駅行にも「超特急」「直行」便が新設されたこともあるため、東名高速上の停留所では大幅に停車本数が減っています。

例えば、東名清水の上りを見てみますと・・・

05:46 急行静岡駅→東京駅
06:46 急行静岡駅→東京駅
08:13 特急浜松駅→東京駅
12:56 急行静岡駅→東京駅
13:43 特急浜松駅→東京駅
15:26 急行静岡駅→東京駅
19:43 特急浜松駅→東京駅

と言うように、7本/日しか停車しなくなっています。これが急行便のみの停車駅になれば静岡駅発の4往復だけしか停車しなくなります。実際に利用客は少ないので仕方ない部分はあるのかもしれないですが・・・。

また、減便になっている時間帯も、東京駅発午前/静岡駅発午後が大幅減便になっており、JR東海バスよりもJRバス関東の担当便本数が減少してるのではないかと思います(発表になった時刻表には運行会社まではまだ出ていません)。昨今の運転士不足と言う事情もあり、そのリソースの割り振りに苦心しているところもあるのではないかと言うのが正直な所でしょうか。